2020年下半期しいたけ占いから学ぶこと

事業計画

グルメ声楽家の佐藤 菜穂(なお)です!

皆さんは「しいたけ占い」という占いをご存じですか?
大人気占い師のしいたけさんが、毎週月曜日12時にWebで無料公開している占いです!

このしいたけさんの占いが、よく当たる…というか、「頑張ろう!」という前向きな気持ちにさせてくれる、とても心温まる占いなのです!

そして!毎週発表される占いの他にも、
上半期・下半期と年に2回、
その年の運勢についての星座別占いが発表されるのですが…。

そちらが本日(2020年6月22日)、
ついに公開となりました~!!
いえ~い!!

2020年下半期しいたけ占い

しいたけさんの占いは本当に言葉が優しくて、温かくて、思わず読みながら泣いてしまうこともあるくらいなのです。(病んでんの?笑)
今回の下半期も相変わらず泣けました…。みなさんもぜひ読んでみて下さいね!

さてさて…このしいたけ占いを読み終えて、
ちょっと個人的に考えをまとめたいなぁと思い、今回のブログを書いてみました。

というのも、私はてんびん座なのですが、占いの中で

「自分がやるべきことを考えて、ちょっと紙に書いてみてください!」

とありまして。

おー!せっかくならやってみよう!というわけです。
完全に自己満足な記事になりそうですが…最後まで読んでくださるとうれしいです!笑

グループさんえふの事業計画

実は、グループさんえふを始めるにあたって、
きちんとした『事業計画書』というものは 作成せずにここまできてしまいました…。

先日、近々音楽教室をはじめようと計画中の先輩と話しをしているときに
事業計画書の話になり、とりあえず5年分くらいは作るよ~と聞き、

マジか。私も作ろ。(遅)

と 思いました。笑

そうしましたら丁度 しいたけ占いさんにて
「自分がやるべきことを紙にかきましょう」とあったわけです。

ですので、少し事業計画(そんなに固い文章にはしません!)も絡めて書いていけたらと思っております。では いきますよ~!

自分のためになること

まずは、
自分がやるべき事 ①自分のためになること  から書いていきます。

今やるべきことで…さらに自分のためになること…うーん難しいですね…。
というのも、新型コロナウイルスの影響で今までの生活がガラっと変わり、
今まで当たり前だった常識や価値観が自分の中でも随分変わってしまったなぁという気がしています。

ただ、そんな中でも自分でブレなかったのは
これからも、色々変わっても、自由に音楽をやっていきたい!!!
という気持ちでした。

保証がなくても、お金が無くても、
自分がいいと思ったものをたくさんの人たちに発信したい!
自分の技術を磨いて、自分の考えを音楽で全て表現できるように研究して、
自分が好きな曲の魅力を伝えていきたい!
30年色々我慢もしてきた、これからは自分の気持ちも大事にしながら生きていきたい!

これが自分のためになって、自分がやるべき事だと思います。
何より、そうやって生きているときが一番楽しいんです。

もうすぐ30歳…いいかげん楽しく生きていきたいんです!!笑


なんだかイマイチ具体性がないので、以降このことに絡めつつ書いていきます!

今困っている人のためにできること

次に、
自分がやるべきこと ②今困っている人のためにできること を考えていきます。

これは大きく二つかなと思っていて
・合唱がしたい・歌を歌いたい人たちのために少人数の合唱団を作りたい!
・仕事が減ってしまった音楽家たちの助けになりたい!

ひとつめの「合唱団をつくること」は短期的にできること、
ふたつめの「音楽家たちへの助け」は長期的なこと と考えています。

 

まずは合唱団についてですが、今本当に合唱業界は 大変な事態になっていると 強く感じています。
感染リスクを考えると難しい問題ではあるのですが…。

自粛期間中、音楽は『趣味』という範囲だけには収まらない、誰かにとっては生きていく上で とても重要なポジションを担っているんだ と嬉しく感じる機会も多くありました。

でも大人数で合唱するのは危険だし…ということならば
超少人数の合唱団を作ればいいじゃない!!とひらめきました。

というわけで、
・アンサンブルf
・足立アンサンブルff(活動:木曜・午前)
・北区アンサンブルff(活動:木曜・夜)
・アンサンブルfff(活動:金曜・夜)

と、グループさんえふの運営する合唱団は全て
7月から各合唱団3人以下で練習を再開予定です!

マスク着用・3密回避のため広めの会場にて練習を行います。
合唱団お探しの方は、是非!こちらから簡単に見学予約ができます。

 

次に、長期的に考えていきたい「音楽家への助け」 なのですが…。

こちらは、グループさんえふを立ち上げたときの目標
「クラシック音楽の魅力を多くの人に」
「若手演奏家たちが活動しやすい環境づくり」
に そのまま直結すると考えております。

今回のコロナのような事態になったときに、身動きが取れず
音楽家がアルバイトをはじめるしかないような状況に追い込まれてしまう、というのは悲しいことだなぁと強く感じました。

もちろんフリーターさんやアルバイトをすること自体を悪く言っているわけではなく(そもそも、アルバイトをすることをダサい・演奏が下手だから仕事が無いんだろ、等と考えている音楽家の人たちが一番ズレていてどうしようもないなと思います)

もう少し一般企業と同じように、不測の事態でも うまいやり方がないのだろうか?と思ったのです。

個人でフリーランスとしてやってるのならばリスクは仕方ないだろう!と仰る方もいるかもしれませんが、そもそも音楽家が所属できる会社や事務所などが少なすぎると感じています。(選択肢がほぼ無い!)


また、私は東京二期会という日本の中でかなり大きな オペラの団体の正会員として所属しておりますが、「二期会」という名前を借りられる(つまりネームバリューとして使用できる)以外は、個人事業主と何も変わりません。つまり保証も何もないということです。なんならお金も取られ…エフンエフン。

よく考えてみれば、この 日本 という国で、
自分自身で音楽家をやっていこう!と決意をした人間たち
会社や組織などに所属し、そこで定められた枠組みのなかで
自分の行動を制限されながら音楽をやっていく
ということが とても難しいことだと思います。

音楽」と「会社という組織」は相性が悪いのですよね。
(音楽というものは 独創性、個々の表現の世界なので…。)

つまり、何が言いたいかというと、
行動の制限をされることなく(人を傷つけたり犯罪をするのはもちろんダメ!)
自由に音楽活動はできて、
コンスタントに仕事がもらえて、

場合によっては社員同士で協力して仕事をし、
何かあったときの保証は会社がしてくれる、

それから、例えば 「料理人が修行として 有名店で働きながら お金をもらいつつ、
自分の腕を磨いていける」 と同じように
若手音楽家も お金をもらいながら 自分の技術を磨いていけるような場所

そんな夢のような音楽の会社、環境があればいいのになぁ…。
いや、ないなら自分で作るしかない!!!

それがグループさんえふの最終目標です。
10年以内に実現します!

そのためには、やはりクラシック音楽の人気を高めるため魅力を発信しつづけ、
幅広い年代にファンを作り(コンスタントに仕事をゲットするため)、
しっかり社会の役に立つことを続けていくこと が大事ではないかと考えます。

このあたりも、もう少し具体的に考えていく必要がありますね。

これはまた別の機会に書いていきたいと思います!(自分のために!笑)

この夢をかなえるためにも、今できること(合唱団の運営など)を行い、
困っている人たちのために活動していきたいと思います。

自分の能力について

最後に、
自分がやるべきこと
③自分にはどういう能力があって、何をやってうまくいってきたか

こちらを考えていきたいと思います。

いや~~~~~これ……語るの恥ずかしいですね。笑

自分にはどういう能力があるのか…。
うーん、多分ですけど、バランス感覚がそれなりにあるのは良いことかなぁと思っています。
どのようなバランス感覚かというと、考えが偏りすぎたり視野が狭すぎないように日々気を付けられる、というようなことでしょうか…。

今まで苦労して生きてきたんだよね~!などとは思いませんが、人ができないような経験はそれなりに積み重ねてこられたかなぁと思います。
どんな物事でも「当たり前」なんてものは あまり無いのだろうな、と今まで生きてきて気付きました。
自分だけの物差しや、大多数の意見を信じて視野を狭くするのは とても残念なことだと思います。

その中で 音楽を生業としてやっていくには、一般の社会人の人たちとのズレや 世間とのズレなどを自覚しながら、腐ることなく 自分で自分を励ましながら生きていく能力が必要だと思っています。
自己顕示欲や承認欲求と闘いながら、自分を信じて、うまいこと社会で生きていく必要もあります。

まぁこれ音楽関係なく、どんな人もどんな仕事している人も同じですかね。笑

つまり、
音楽家として 自分の仕事を見てもらったり、人間として好きになってもらうためには、
環境の違う、考え方も生き方も違う人たちに、
自分の音楽(表現)を素敵だ!好きだ!と思ってもらったり、
応援したい!と思ってもらうためには、
自分と社会のズレを理解しつつ、
クラシック音楽なんて微塵も興味がないひとたち の気持ちにも
寄り添えるような 共感力というものが必要だと 私は思います。


これは忖度するとか、自分の考えを曲げてゴマすりするとか
そういうものではありません。
人に喜んでもらうために、人を知る、これってすごく大事なことだと私は思っています。

自分と違うものを否定したり排除したりするのではなく、自分が理解できなくても、そういうものもあるんだなってスッと自分の中に落とし込むということ。
これってめちゃくちゃ愛なんじゃない?って私は思ってます。笑

そんな風に社会との関わりをあきらめることなく、音楽家として生きている
音楽家以外の友人たちや社会の先輩たち、
尊敬できる異業種の方々と関わりながら生きている、
というのは 自分のちょっと誇れる部分です。
(うまくいっているのかどうかは分かりませんが。笑)

マイノリティとして、どう立ち回っていけば上手くいくのか?理解してもらえるのか?と考え続けることは 自分の中でずっと課題で、
今の令和の時代 そういう感覚ってすごく重要になってくるような気がしています。

味方がいないと、生きていくのって難しいですから…。

時には逃げることも大切ですけれどね。

まとめ

自分がやるべきこととは?
①自分のためになること
②今 困っているひとのために できること
③自分にはどういう能力があって、何をうまくやってきたのか
【私の現時点での答え】
①自分自身のために 自由に音楽で食っていきたい
②・本当に合唱がやりたい人のための合唱団運営
 ・困っている音楽家への手助け(長期的)
③広い視野がある(はず)、マイノリティ(ここでは音楽家という職業)が社会に受け入れてもらえるための努力をし続けられる

⇒これらをふまえて、
5年後
の自分を想像し
・そうなるために今何をやっていきたいか?
・今の自分に必要な環境は何か?
・自分の手で作れるのはどこまでなのか?
を 最後に考えていきます。

見出しに「まとめ」と書いたので、なるべく簡潔に書いていきます!

 

まず、今何をやっていきたいか、
現時点で自分がやれることは何か?考えていきます。

私が 演奏家として活動していくだけ を自分の音楽人生とせず、
自分の合唱団を作ることに 強いこだわりを持っていたのは色々と理由があり、
①単純に合唱が好きだったから
②お客様に「受け身」ではなく「体験」をしてもらえるから
③みんなで目標に向かって頑張り、成長していく過程が好きすぎるから
④合唱曲に名曲が多いから
⑤教えることが好きで得意だから
などなど…。書き始めるとキリがありません。
 
②についてだけ、簡単に捕捉させて下さい。
これは、私がクラシックのファンを増やすため かなり重要では?と考えているポイントなのですが、
どういうことかというと
合唱団に入れば
観客ではなく舞台に立つ側の体験ができる ということ。
 
想像力をいくら働かせても 自分が経験したことがないことを100パーセント理解することは難しいことだと思います。
脳科学的に、人間は自分が詳しく知っていることは嫌いになれない(自然と好きになってしまう)というデータがあるそうです。

舞台に立ち、他では味わうことのできない感動を体験してもらい、
更に (より自分が楽しむため)よりよい演奏をしていくために、
音楽を学び、みんなで力を合わせて歌を歌う。
こんな楽しいことが他にありますか!?と私は思うのですが!)
 
これだけすれば、間違いなく誰しもクラシック音楽の虜になってしまうのではないのでしょうか?
 
つまりは、音楽家にとってやるべきことは、
「自分の演奏会を聴きに来てもらう」ということばかりではなく、
この楽しすぎるクラシック音楽というものをお客様にも体験していただく
ということではないのか?と私は考えています。
 
ただ、自分の演奏会で、お客さんに一緒に歌わせる…とかは違うかなあ…と個人的には思います…。(否定するわけではありません!)
 
そんな未来を実現するため、私が今やるべきことは
「合唱団員を集めて、演奏会を定期的に開催する」
「アンサンブルfffのメンバーを集めて、コンクールに挑戦する」
この二点です!頑張ります!!
(まずはコロナがどうにかなってくれないと…という部分もありますが)
 
ただ、現在 合唱団の数はたくさんありますし、合唱やりたい人はとっくにやっているという現実もあるので
今まで合唱には興味がなかった人たちに どのように振り向いてもらえるか?と考えることも同時に行っていかなければ、と思います。
 
 
つづいて、
・今の自分に必要な環境
・自分の手で作れるのはどこまでなのか
の二つについて考えていきます。
 
結論からいうと、今自分に必要な環境は、
同じ方向性の考えを持った仲間と色々と意見を出し合うこと。
勘ですが、これが必要かなと感じています…。
そして自分の手で作れるのはどこまでなのかは、
自分の考えを発信して、自分に共感してくれる人を探すこと。

ここまで書いてきて感じましたが、自分一人では、先に述べた10年後のグループさんえふの夢を叶えること は難しいかと思っています。未来を実現するための材料が全然足りません。
もう少し具体的なアイディアが欲しいです。

今回の記事を読んで、もし共感していただけたり、
また、何か良いアイディアのある方
いらっしゃいましたら お気軽にご連絡下さい!!
一緒にやっていける仲間はいつでも募集中です!

公式のラインアットからでも、お問合せからでも、
お気軽にご連絡くださいませ!
 
 
…さて、結局かなり長くなってしまいましたが…笑

今回のブログはこちらで以上になります!
やはり自分の考えをまとめるために文章を書くのは楽しい(文章は全然まとまっていなくてスミマセン…)ですし、やる気がわいてきますね!
がんばるぞ!
 
 
最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございます!
 
グルメ声楽家の佐藤菜穂(なお)が お送りしました♪

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